ブリーダーの選び方 －パピヨンの場合－
歴史から知る！パピヨンってどんな犬？
これから家族として犬を迎えようと思っている方は
どんな犬種がいいのか迷いますよね。
人気の犬種の中から、どの子が自分の家族に合っているのか
悩んでしまうという方も多いと思いますが、
長年愛されている犬種であるパピヨンは、とても懐きやすくて
しつけもしやすいので、初心者にもおすすめだと言われています。
そんな人気のパピヨンですが、もともとどんな歴史を歩んできたのか気になりますよね。
パピヨンはフランス原産の犬で、アゲハチョウのような耳の形をしていることから
フランス語で蝶を意味する「パピヨン」という名前が付けられました。
あのマリーアントワネットにも愛された犬であるということでも知られており、
マリーアントワネットは処刑されるとき愛犬を抱えていたという逸話があるほどです。
当時フランスでは宮廷で人気の犬である知られていたため、
フランス革命が起こった時に民衆からの怒りを集め、虐殺されたという歴史も持っています。
当時虐殺がすすんだため、絶滅寸前まで追い込まれたこともあるようですが、
今はもちろんフランスでも愛犬として親しまれています。
かわいらしい見た目からそんな悲しい歴史があったなんて、想像もつかないですよね。
ブリーダーからは頭がいい犬として有名ってホント？
フランス革命の時代には悲しい歴史も持っているパピヨンですが、
今は日本でも広く愛犬として親しまれている犬種です。
とても可愛らしい見た目が特徴的な犬ですが、実はパピヨンはブリーダーの間では
頭がいい犬種として知られています。
頭がいい犬と言ったら大型犬が中心だと思われるかもしれませんが、
パピヨンは忠誠心が高く、一度主従関係を築いた相手にはとことん愛情深く接する芯のある犬種です。
また大型犬にも立ち向かうほど勇敢でもあるので、そんなところから頭がいい犬とされています。
主従関係を築けば言うことも良く聞くようになるので、しつけもしやすいというのが特徴のひとつです。
さらに、長毛犬ですがシングルコートのため毛の手入れがしやすく
比較的臭いも気にならないというところも、初心者におすすめの犬種と言われる理由の一つです。
賢いがゆえに甘やかしすぎて主従関係を築けないという事を聞いてくれなくなることもあるので
最初のしつけがとても重要になりますが、それさえクリアすれば初心者でも扱いやすい犬種です。
これから家族に迎え入れる犬をどの子にしようか迷っているという方は、
パピヨンを選択肢に入れてみることをおすすめします。