ブリーダーの選び方 -パピヨンの場合-
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フランス語でパピヨンとは華麗に舞う蝶のことですが、
この美しい名前をもった犬種パピヨンの歴史は
意外に古いものです。
日本では最近人気が高まったように思われがちですが、
実は、ヨーロッパではすでに18世紀の女帝マリア・テレジアの
肖像画に描かれているのがパピヨンではないかと言われています。
おそらくパピヨンの多頭飼いされていたのでしょうか?
それほど宮廷でも年を重ねて愛され続けてきた犬種なのです。
当時でも専門のブリーダーがいて、育て方も伝授していたのではないでしょうか。
パピヨンの特長はなんといっても美しく長い毛ですが、成犬になる前に
子供の毛から大人の毛へと抜け替わる時期があります。
まるで皮膚病にように見えることもありますが、心配は全くありません。
ただしもしかの時の為にペット保険に入るのもいいでしょう。
しかし、気をつけたいのが甘噛みと無駄吠えです。
実はこれはパピヨンという犬種の利巧さゆえに起こるものなのです。
パピヨンは、飼い主さんを観察して自分の行動を決めています。
言い換えれば、甘噛みや無駄吠えをするのは、自分が上だという主張しているのです。
だからこそ子犬の時のしつけが大変大切なのですが、誰もが上手に育てられるわけではありません。
では、可愛いペットの問題行動に悩んだら、どうすればよいのでしょうか。
そんな時の強い味方がパピヨン専門のブリーダーなのです。
ブリーダーならではのデーターを把握していますから、子犬のしつけ教室やアドバイスなど、
専門家によるちょっとしたコツを教えてくれるはずです。
甘噛みや無駄吠えをする状況は様々ですが、きちんと対処することで大抵の問題はなくなります。
また、あまりにも甘噛みや無駄吠えがひどい子は少しだけ専門のブリーダーに預けてみるのもいいです。
可愛い子犬の時期に預けるのは何だか
気が重たいなんておもったりもします。
しかし、子犬のうちにきちんと躾しておくことが大切なのです。
ブリーダーに預けずに自分でしっかりしつけをしたいと思われる場合は、
専門家にアドバイスを受けたり自分で情報収集をすることも大切です。
誤った知識のまま育ててしまわないように気をつけましょう。
人間と一緒で、大人になってからクセや考え方を治すのは年を重ねるごとに難しくなります。
また、躾をしてもらっただけで終わるのではなく、自信で継続して躾をすることで、
よりよい関係を築くことができます。